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私の一般質問の準備 -考えていること、やっていること-

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一般質問の準備では、私はこんなことを主にしています。

□、関係する書類や書籍を調べ確認する。
□、現地調査で現場を見に行く、話を聞きに行く。
□、発端となった自分の問題意識を固め再確認し、市の現状と理想との隔たりを見極め、その原因とどうしたらその隔たりを埋めることができるのかの方策を考え、市の認識や方向性はあっているのか、よい方策や計画、考えを持っているなら、それがきちんと実行されているのか、等をひとつひとつ自分の足と目と耳で確認し、納得するまで頭で考える。
□、資料は、市発行の印刷物、過去の本会議議事録、関係する委員会(特別委員会)の議事録、新聞・雑誌記事、インターネットで取得できる全国の状況・数字・意見等々。入手できるすべての関係資料に目を通す。
□、関係する様々な人のお話を素直に聞く。なるべく方向性の違ういろいろな立場の方のお話を伺い、どの角度から見るとどういったものが見えているのか、見えてくるのか、視点の違う意見や考えを大切に拾い上げる。
□、そうした繰り返しの作業を経て、自分の問題意識や考えを再確認しまとめてゆく。
□、文章をまとめるときは、質問を聞く人の立場に立ち、分かり易く、言いたいことが正確に伝わるように気をつける。また日本語として問題の無いように正しい言葉をつかい、文章を組み立てる。
□、また、それぞれの質問にはいくつかの大きな性質・目的がある。 「問題点を指摘し改善を促す」「認識や考え方の修正を促す」「課題・問題の軽重についての考え方を質す」「課題に対する一つの解決策を提言する」「将来に向け備えるべき事柄について警鐘を鳴らす」「市民の現状を明らかにする、声を伝える」等々。その再確認をしながら質問を検討する。
□、更に、20分の枠に収まるよう、二問目、三問目を想定し、優先度をつけてゆく。

準備はやってやりすぎることはない。

しかし、物理的にこうした一連の作業は大変時間がかかる。
日ごろから、どんなにこうした意識で取り組んでいても、直前にはやはり時間がなくなってしまう。
うまく時間を使い、効率よく作業を行うかといった良い意味での「要領の良さ」も一つの課題だと思う。
そして、私はどちらかというと要領は悪い・・・。

また、情報は雪だるま式、加速度的に集まってくるので、後になればなるほど、まとめ作業は忙しくなる。質問の直前が一番大変になるわけです。。。

質問が終わってからは、いつも、後になってから「こういうことをすれば良かった」「こういう言い方のほうが良かった」「○○ということができた」「××にいい資料があった」「市長は△△でこんな発言をしていた」と反省することばかり。次には生かすよう忘れないでメモを残している。
また、『質問して終わり』では無く、そこに問題・課題のある限り様々な形で取り組んで行くことなので、その後の経過をしっかりと確認していくことを自分の活動の中に位置づけている。

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