日記

日記 2009.2.4 水

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【主な活動】若手市議会議員の会研修会、他
【詳細】
午前中、市役所へ。地域のバス停対策や他自治体とのごみ問題等で取り組んでいる作業を行う。また、東京都を中心に行われている市民による『財政白書』作成に関する調査も行った。その他、一月臨時会についての対応も会派メンバーと協議した。
午後からは横浜市に向かい、関東若手市議会議員の会主催の研修会に参加。テーマは「横浜開港150周年について」「ベロタクシーの取り組みについて」。横浜市では、開港150周年を機に巨大テーマイベントを企画している。総事業費は160億円。市の補助はその半分で、残りはスポンサー企業による協賛やチケット売り上げを充当する。前売り券はすでに100万枚を売り上げており、前売りだけでも300万枚程度は出るのではないかと見込んでいる。来場者が300万人を超えれば予定の費用はほぼ回収できるそうだが、500万人の来場を目標にしているとのことである。また、来場者が周辺地域を回遊したり、マスコミによるPRが大々的に行われることにより、街や経済への効果は莫大なものになる。

しかし、長い会期(4/28~9/27)中、花火大会やその他イベントも例年通り予想され、運営上の課題も多々残されている。また、ディズニーランドのように閉じた空間ではなく、街中に博覧会がぽっかりと存在するような形になるため、安全上の課題も大きい。例えば、会場を見下ろせる絶好の位置に円環状の歩道橋(これだけでも十分めずらしい構造物!)がある。通る人は立ち止まって会場を覗き込もうとするだろうが、そもそもそのような作りにはなっていないので、大変危険だ。事故などあってはならないだけに、不安な思いを起こさせないだけの万全の取り組みとPRが必要だ。安全対策には市民ボランティアも多数協力することになる予定で、綿密な打ち合わせを行っている最中とのことである。

もう一つのテーマである「ベロタクシー」については、取り組んでいるNPO法人ベイ・ウィンド環境ヨコハマ推進協会の代表平松氏よりお話を伺い、実際に乗ってみた。ベロタクシーとはドイツ発祥の自転車タクシー。横浜では現在10台が運行されていて、これは全国(現在23地域で運行)でも最大規模。料金はポイント制を採用し、一人初のり300円で以降1P100円となっている。桜木町駅から赤レンガ倉庫まで乗ると、
初乗り300 + ワールドポータースまで2P + 赤レンガ倉庫まで1P = 600円 
となる。
車両はドイツ製をそのまま輸入し、価格は100万円を超えている。
スピードは時速10km程度で街の様子を見ながら、ドライバーさんと会話を楽しみながらのんびりとできる。
道路や歩道を走るのだが、特に車や通行人からの苦情はほとんどないそうだ。むしろ現在はまだ変わったものを見たという付加価値を持って接してもらっている時期なのかもしれない。今後、いろいろな課題に取り組むことになるだろう。


ベロタクシーの意義は、
ガソリンを使わない「環境」、
街のマスコット、PRとしての「観光」、
一台で2.5人のドライバーさんが働ける「雇用」、
ドアからドアまで運ぶ「福祉」、
の視点があるという。

道路交通法や公共交通としての位置づけなど、今後継続して運営して行くための課題も多い。
また、横浜のように、名所が多く、街並みに魅力のあるところと、相模原のようなところでは同じ話はできない。
相模原での運営を考えた場合、まったく別の視点からの取り組みになると感じられた。

車両等について特に規定のあるものではないので、大人でも3人程度(細い人の場合)は乗れる。
ご夫婦と小学生と幼児、のご家族なら一台で大丈夫なようです。横浜にお出かけの際は、ぜひ一度乗ってみてください!

ベロタクシーヨコハマ
http://www.velotaxi-yokohama.jp/index.php

ちなみに写真で私と一緒に乗っているのは、友人の佐賀ワキ藤沢市議会議員。

佐賀ワキ議員ブログ 
http://blogs.yahoo.co.jp/waki_3648

その後、懇親会には参加できず、地元に戻り1月臨時会の住民投票条例の対応について調査。
夜には消防団定期点検に参加。来年度の人事を決め、私は部長を務めることになった。大変だ。。。また、最近ものすごく火事が多発している、火の元には十分ご注意ください!

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