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NHK総合テレビで、14日(土)から「つながるテレビ@ヒューマン」が始まりました

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NHK総合テレビで、14日(土)から「つながるテレビ@ヒューマン」が始まりました。「1週間の終わりに”気になる今”につながる まったく新しい情報番組」とのことです。私も早速見てみましたので、考えを番組blogにトラックバックしてみたいと思います。

【番組概要】
番組紹介ページでは、以下のように紹介されています。
「つながるテレビ@ヒューマンは、注目の人物、インターネットなどで情報を発信している個人、そして視聴者のみなさんと様々な方法で“つながり”、週末の夜にみんなで集まる広場のような番組でありたい。そう願っています。
これまでの情報を送り続けるテレビから脱皮し、視聴者・市民の皆さんからの発信と連携する“新たなテレビのあり方”を模索していきます。そのため番組ではみなさんと様々なインタラクションをしていきたいと考えています。“つながるテレビ”に是非アクセスしてみてください。 」

私は、まず感想をトラックバックすると言う方法で、番組にアクセスしてみたいと思います!

【番組内での新しい試み】
・つながるライブでは、画面を4分割し、ゲストコメンテーターを含め、距離を越えてのネットワークでの番組作りを感じさせる。
・「きざし↑」と称されるblog分析から、旬なテーマで番組が構成されている。
・視聴者からの画像投稿により、視聴者が番組と「つながる」ことを実現している。

【番組に対するちょっとキビシイ感想】
・番組の雰囲気は、TBS「ブロードキャスター」に似ている。放送曜日と時間も大体同じ。膨大なブログの分析から、次の日本人の関心の行方を読む試みである「きざし」のコーナーも「お父さんのためのワイドショー講座」に似ている。「お父さんのための」は放送されたワイドショーの分析であり、ちょっと過去の分析である。「きざし」は一般人が個人の関心や興味から記述したblog分析であって、旬なキーワードで情報を提供しようという試みである。しかし、ホームページで毎週登場するキーワードも、過去の印象を受けるものが多い。いかに今の瞬間の、そして未来の方向性を探れるのか、その方法をもっと検討しなければ、このコーナーは難しいのではないだろうか。blogの分析はあくまでもその時点の「今」の分析でしかない。そして、一週間の分析では、そのキーワードは、すでに「過去」になってしまっている。
・また、インターネットは365日、24時間つながっている。「きざし↑」のキーワードに日曜分がないのはどうかと思った。何か対策が必要ではないだろうか。

以下、今後の番組つくりに対する私の提言を3つ挙げてみます。
【提言1:インターネットを中心としたライフスタイルを意識した番組作りを】
・インターネットを中心としたライフスタイルは、自分の好きなときに自分の好きな情報を次々に見てゆく「自分中心」のスタイルである。
・また、テレビの視聴も、テレビの前にじっと座り、番組中ずっと見ているスタイルから、インターネットで情報サーフィンを行いながら、テレビはつけっ放しにしておき、自分の興味がある部分ではテレビに目を移すような視聴の仕方が増えてきている。
・このようなライフスタイルも意識して番組作成を行うと、各コーナーの作りも変ってくるのではないかと思う。端的に言うと、もっとテンポ良く番組をすすめ、視聴者がほしい情報を素早く、まとめて、分かり易く、メリハリある番組の進行が必要ではないかと思う。よく行われているが、何分ごろ何を放送する等のテロップも増やし、インターネットでの情報提供ももっと研究が求められると思う。現状の、blogの情報提供は見づらく、使いにくい印象を持った。

【提言2:自宅ライブカメラから視聴者の参加を】
・視聴者が自宅のライブカメラを使い、NHKに番組放送中アクセスしておく。その「つながっている」視聴者を番組に登場させる。画像投稿と同じイメージだ。また、うしろのテレビ画面にランダムで表示させる。
・ライブチャットやPCカメラ、携帯電話からのTV電話はかなり普及しており、番組でも現在の流行の最先端をどんどん取り込んでおくべき。課題として、アクセスを管理する方法を確立しておくこと。また、音声もなくては面白くないので、視聴者に発言の機会を与えたときに、どのような形で発言を取り入れるか、放送すべきでない内容を避けるか等の対策や方法を検討しておく必要がある。
・効果は、番組がまさに、インターネットと放送の融合といった将来の姿を模索している姿勢をアピールできる、視聴者が実際に「つながっている」姿を示すことができる、など計り知れない。

【提言3:番組中のblog連動とblogによる番組制作への視聴者参加を】
・番組中に、放送している瞬間のblogでの書き込みを分析する。今週のキーワードでは、「お父さんのための」と変らない印象をうける。
・blog連動を謳っている番組である、私のこの記事のようなトラックバックのようなものが沢山でてくる。また、今後対応しきれないほど出てくるようにしてゆかなければならない番組でもある。相反するような多数の意見にどのように対応してゆくのか、あるいは放っておくままにするのか、その基準や対応の仕方に、今後のメディアの姿の一端を見ることができるかもしれない。番組制作者の踏ん張りどころであると考えるし、期待するところでもある。

【写真募集について】
写真募集は視聴者参加の特徴の一つだが、課題もあると思う。感じたことを以下に記す。
・一人の人から大量に投稿できる。その対応があるとは思うが、明確に分かり易く示されていないため、大量投稿する視聴者が発生する可能性がある。
・簡単に投稿できる点は良いが、「年齢(年代)」「性別」「タイトル」を投稿者に自己申告させるだけでは、NHKが投稿者を把握できない。
・誰かが他人の画像を送付しても、特定できず、大切な情報の確認作業ができない。また、問題があった場合に対処できない。現状、投稿者のモラルに任せた状態。
・「名前」「連絡先(メール)」「連絡先(電話番号)」「住所」他、把握しておくべき情報を検討し、必要な理由、また、不必要な理由を明示するべきと考える。
・また、送信時に「コメント」等の記述ができないと、写真を送った視聴者の意図を的確に把握することができないのではないかと考える。そのまま掲載されるようなシステムでは、テーマに沿った写真かどうかの判断基準が的確かどうか、それ以前の問題と受け取られてしまう。
・投稿後に、投稿者は取り消しができない。また、その方法が明示されていない。
・売名行為、

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