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本日、相模原市議会議会運営委員会を開催し、3月議会の日程について協議を行いました。

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本日、相模原市議会議会運営委員会を開催し、3月議会の日程について協議を行いました。
これは、東北関東大地震の発生により、市民生活の安全確保と、市職員の災害対応を優先させるためであり、また実施の予定が不明確である輪番停電による議会の中断を極力避けることを考慮したものです。
市職員は、地震による被害状況の正確な把握と対応のみならず、不明確な輪番停電の実施計画への問い合わせ対応等で、非常に混乱している状況であり、また、銀河連邦共和国に参加している大船渡市も甚大な被害を受けており、本市としても出来る限りの支援を行う予定で対応にあたっているとのことでした。
考え方としては、市民の安全に関わる緊急の対応と議会として予算の採決は最優先するべきとのものでした。
協議では、議会と現状に関する様々な観点より沢山の意見が出された後、合意に至りました。
協議の結果、以下の内容を決定しました。
・15日から17日の日程で予定をしていた一般質問は中止します。
・18日に予定していた委員長報告、討論、議案の採決は15日に前倒しして行い、最終日を15日に早めます。
・輪番停電の実施時刻等予定が不明確な状況下、会議の中断を極力避けるため、会議時間を短縮する方向とします。これは、災害対応にあたる理事者側責任者の長期的な拘束を避ける目的もあります。
 具体的な内容は、以下の通りです。
 1、委員長報告は裁決の結果のみとし、補足の文書報告を各議員に配布します。
   ※文書での報告は議事録には掲載されませんが、会議録の原本には添付されます。
 2、討論は各会派5分程度で行うこととします。
・冒頭、市長からの発言の中で、本市の状況等についての話も行われることになります。
・被害にあわれ不幸にも亡くなられた多くの被災者の方へ黙とうをささげます。
以上
これらは、予算審議の重みや一般質問の大切さなど議会のあり方から考えれば大変苦しい決定ですが、国を挙げての災害対応と市民生活の安全確保の為には止むをえない判断と考えています。
私の会派からも、今期で議員を引退する予定のメンバーから、最後の思いを込めた質問の準備が行われていました。他の皆さんも、議会活動への真摯な思いは同じです。こうした状況下での議会のあり方も、今後さらに議論して行かなければならないと考えています。
Twitterからは、「働かない議員はその分、給料返したら?」と言うご意見も頂きました。機能する議会・議員のあり方とパフォーマンスの見極めの議論もあり、現在の混乱している市民生活の実情と、災害対応の現場を見れば、こうしたご意見はないものと考えますが、伝えることの難しさも感じています。
また、議会・議員の方からは、「一般質問を中止しただけで、それが即働かないと言うことではない」と言う反論もありそうですが、私としては根底にある議会不信に自らの活動で理解を求めるしかないものと考えております。
皆さんのお考えもぜひお聞かせ下さい。
よろしくお願いいたします。
相模原市議会ホームページ 「議会開催のお知らせ」
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/gikai/011663.html
「東日本大震災:相模原市議会が一般質問中止、3月定例会も3日間短縮/相模原」(神奈川新聞カナロコ)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103140047/

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