政策の種

【政策の種】議場へのスマホ・タブレットの持ち込みを可とする。

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 衆参両院は、首相と閣僚の秘書官らに限り、本会議場での携帯電話やスマホの使用を解禁しました。これは、緊急事態への対処のためとのことでした。

 また、 自民党IT戦略特命委員会からの提言案では、議事の参考にするため、衆院本会議場でのスマートフォンやタブレット型端末などの使用を可能にすることが取りまとめられました。通話や音を発することはこれまで通り禁止として、議院の品位を重んじつつ、活用を図る考えです。(2014.8.14現在)

 地方議会でも、議案や資料の電子化推進や議論を深める目的から、議場へのタブレット端末やパソコンの持ち込みを可能とする議会が増えてきています。一方で、持ち込みが禁止されている携帯電話が審議中に鳴り出し、後から謝罪する、と言う事例も散見されます。「子どもの携帯を禁止する前に、大人がしっかりとルールを守るべき」との声も聞かれます。

 これらの論点を整理します。

これまでの主な主張等
1、議案や資料は大量であり、省資源化や修正等の手間を考え、電子化するべき。
2、審議中に電話器の呼び出し音が鳴ったりするので、議場への持ち込みを制限するのは当然。
3、タブレットやスマホの持ち込みで、実際に何を見ているのかは分からない。
4、使いこなせる議員と使いこなせない議員がいる。
5、傍聴者の持ち込みについてはどうか。
6、議場内で何かあった時のために、携帯等は持っていても良いのでは。電源を切っておけばよい。
7、メール等で議場外の人とやり取りが出来ることについて議論が必要。
8、タブレットは何でもできてしまうので、機器に制限をかけられるようにしもらいたい。
9、人の操作音や操作する動作自体が気になり、審議に集中できない。

 国会と地方議会の違いはあると思いますが、私は議場内へのスマホやタブレット端末・ノートPC等の持ち込みは可能であった方が良いと考えています。他の議員の質問時にも、よく「法律ではこうなっている」「過去の議論ではこうであった」と言った発言がありますが、その場で確認することが出来ません。インターネットがあれば、法令や過去の議事録、参考資料等を探し出せるので便利だと感じることが実際にあります。六法全書と例規集は議場に持ち込んでいますが、議場では様々な課題について議論されますので、六法全書でも十分ではありません。また、議会改革に取り組んでいるため、例規集はたびたび変更され最新のものではなくなっています。内容が変わっていたり、条項ずれが発生していますので、見にくく分かりにくいものになっています。整理した内容は、電子ファイルでは持ち込めるので、スマホやタブレット若しくはノートPCがあると役に立ちます。

 地方議会の現場では、議案集や関連資料は膨大です。紙で印刷されているため、修正が出た場合、再印刷して配布したり、修正シールを作って職員の方が貼りに来たりしています。分かりにくいばかりか、大変な手間暇がかかっています。議案や関連資料の電子化もあわせて議論するべき事柄です。

 議場でメールのやり取りをしたり、関係のないサイトを閲覧したりしないか、という心配もあると思います。また、タブレットであっても、操作する音や動作が気になると言うこともあるでしょう。これにはルールをきちんと定めることが必要である思います。アプリ等で制限をかけることも一つの方法だと思います。それでも、電話の呼び出し音や他の電子音が出ることがあると思います。そうした負の面に対する対処も、勉強会を開催したり、できることをして行かなければと考えています。場合によっては、タブレットやノートPCの持ち込みは許可するが、携帯電話やスマホの持ち込みは禁止する、と言う考え方もあるでしょう。他にも写真や動画の撮影、録音等のルール作り等、議論するべきことは沢山あります。

 情報機器やサービスの目覚ましい発展に、議会も歩調を合わせて、新しい技術でできることを積極的に取り入れるべきです。そのためには、議会のあり方やルールについても、具体的な議論を重ねて行かなければなりません。

 皆さんは、どう思いますか?

【政策の種】2014.8.14

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