01 お知らせ

9/29、一般質問。一問目の質問内容

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9/29、相模原市議会本会議にて一般質問を行いました。一問目の質問内容を掲載いたします。

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新政クラブの一員として、通告に従い一般質問を行います。
御清聴よろしくお願いいたします。

はじめに、一人暮らしの高齢者を支援する取り組みについてです。

私は小学生のとき、学校の勉強だけでなく、習字や作文、時には新聞を読んでその内容を話し合うといった、地域の寺子屋のような学習塾に通っておりました。
先生は、その時すでに私の記憶ではもう高齢だったと思うのですが、約30年を経過したつい最近まで、立派に一人で生活しておられました。
が、先日、ついに「様子を見に来て欲しい」と地域の方より連絡があり、駆けつけると、いつしか急に足腰が弱り、目が見えにくくなり、食事やトイレといった普通の生活が難しくなってきたとのことでした。
近所の方が毎朝、ペットボトルにお茶をつめ、「作りすぎちゃったから食べてね」、とわざわざ作ったおむすびを届けるなどして様子を確認し、助けてきたのですが、それも限界とのことで、その日は玄関を降りられず、朝ひっくり返った状態で発見されました。

救急車を待つ間、昔話などしながら様子をうかがうと、体力もなくなり、お金もなくなり、最後には「気力がなくなってしまった」とのことで、口の悪さでみんなに親しまれていた頃の元気さなど微塵もなく、私はとてもショックを受けてしまいましたが、ここにいたるまでの本人の心の中を察すると、想像も及ばない恐怖や不安でいっぱいだったろう、と考えられ、涙が出ました。
この後、先生はご近所の方、民生委員の方、遠方におられたご親戚の方、地域包括支援センターの方、等に見守られ、手続きが進められ、現在はグループホームにて見違えるほど元気になられました。

一人で立派に生活されている高齢者の方、それでもいつか、普通の生活が困難になる時が必ず来ます。
その瞬間を見逃すと孤独死などの最悪の事態にもつながりかねません。

都市化が進み、引っ越してきたばかりとか、マンション生活で近所付き合いが無いとか、互いに顔も分からないうような時代だからこそ、ひとり暮らしの高齢者の置かれている現状を正確に把握し、見守るべき時は見守り、必要な時には適切な支援を行ってゆく、これまでは家族や地域が果たしていたその役割が、今、行政にも求められています。

そこで、本市の現状と、どのような課題認識の下、支援に取り組んでいるのか、うかがいます。

次に、同居の介護者が介護できなくなるような事情が生じ被介護者を一事保護するなどの措置はございますが、ひとり暮らしの高齢者の方が、病気等で在宅生活が困難となった場合はどうなっているのか。保護してもらいたいがそう判断されない場合や、仮に特別養護老人ホームに一事入所する、入院する等の対応が図られたとしても、その後、在宅生活に戻るときの困難、そして不安は相当のものと考えます。市の支援状況をうかがいます。

次に、今後ますます増えるものと考えられますひとり暮らしの高齢者に対し、ひとりひとりが地域のなかで安心した生活を送るためには、行政がしなくてはならないこと、備えるべきこと、増えてくるものと思います。将来に向けての市の考えを伺います。

次に、制度も徐々に浸透し、地域の取り組みの核として位置づけられている地域包括支援センターの果たす役割が、今後更に重くなり、機能強化は避けれないものと考えます。市の認識と考えを伺います。

次に、高齢者虐待については、同居の介護者からだけでなく、ひとり暮らしであっても、近くにいる家族から面倒を見てもらえない、本人の意思とは関係なく、近くの家族が勝手に年金や預貯金を使ってしまう、などの事態が発生しているように聞いております。実態を市はどのように把握し、対応しているのかうかがいます。

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次に、
安全・安心のまちづくりについてです。
青色防犯灯装備車、通称青パトの導入・活用については、これまでも我が会派の岸波議員はじめ、多数の方より質問が行われ、積極的に活用してゆく旨の答弁がなされ、民間でも導入が進み、宮下自治会、山王自治会、田名防犯協会、に続き、半年前には私のすんでおります中和田自治会でも青パト導入とともにパトロール隊が結成され、地域の安全を願い出発式が盛大に行われました。

活用されているどの自治会にお話をうかがっても評判がよく、今後も積極的に活用したい旨聞いてはおりますが、その後、「新たに導入された」「導入を検討している」との声がないように思います。青パトは、本市の置かれている状況にあって、地域の安全を地域の手で守る、その有効な手段の一つであると考えますので、あらためて、本市の犯罪発生状況や特徴、そこに青パトを活用する考え方についてうかがいます。

次に、青パトの活用にあたっては、走り回るためのガソリン代だけでなく、軽自動車に4人で乗り、エアコンをかけ、青色パトランプを回転させ、ライトを点灯し、マイクとスピーカーを使い、ゆっくりと走る。こうした使い方ゆえのバッテリー交換費用、車の劣化など、防犯活動を継続するための費用も課題の一つと聞いております。導入促進を図るには、活動継続のための負担軽減策もあわせて行うべきと考えます。お考えを伺います。

次に、青パト活用時の課題についてです。
小学生児童の帰宅時見守り活動にも青パトが活用されておりますが、自治会区域と小学校区のズレから、同じ小学校でありながら、こちらの地域では青パト活動ができ、他の地域では回れない、こうした状況が発生しております。
警察に申請するときに、自治会区域内が活動範囲と定められるためですが、自治会どうしの調整では、責任や負担の考え・規模の違いなどから、困難が想定されます。

現在は、青パトの回らない地域での積極的な旗振り活動など別の形でカバーしてくれておりますが、今後新たな導入においては、同様の問題の発生が懸念されます。
「僕のところは青パトが来る。」
「僕のところには来てくれない。」
こどもたちがこんな会話をしているとしたら、とても悲しく残念なことです。
大人の事情でこどもの安全が守れない、などということはあってはなりません。
緊急の課題ではないでしょうか。
お考えをうかがいます。

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次に、
都市部における農業支援策についてです。
私は議会選出において、東農業委員会の委員も務めさせてもらっておりますので、そちらの活動はしっかりと行いながら、議員と

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