単記移譲式(たんきいじょうしき)
票が「次の希望」へ移ると、当選者はどう変わる?
投票用紙に、当選してほしい順に順位を書く方式です。余った票や、落選した候補の票が次の希望へ移ります。アイルランドの下院選挙やオーストラリアの上院選挙などで使われています。
単記移譲式のしくみ
- 順位をつけて投票する当選してほしい順に、候補者へ1番、2番、3番…と順位をつけます。
- 余った票を次の希望へ当選に必要な票数を超えた候補の「余りの票」は、その候補に入れた人の次の希望へ移ります。
- 最下位の票も次の希望へだれも必要な票数に届かないときは、最下位の候補を落選とし、その票を次の希望へ移します。
当選に必要な票数は「有効票 ÷(定数+1)の整数部分 + 1」(ドループ基数)で計算しています。余りの票は、その候補に入れた全員の票を同じ割合で薄めて移す方法(グレゴリー方式)で配ります。そのため、票数に小数が出ることがあります。同点のときは第1希望の票が多い候補を上位とし、それも同じなら届け出順としています。