『自民党両院議員懇談会の記事（神奈川新聞）より』にコメントいただきました。

『自民党両院議員懇談会の記事（神奈川新聞）より』と題しての私ブログ記事に（Twitterで）コメントいただきました。
「昔と変わらない」を具体的に、とのことですので、お返事いたします。
河野太郎さんの発言ですので何とも言えませんが、
私は、民主党が選挙に勝ったのは、マニフェストが選択されたのではなく、「政治と金」に代表されるような密室政治・利益誘導型政治といった自民党の「古い」体質が否定されたところが大きいと思います。
それなのに、いざ民主党が政権をとってみると、マニフェストは全部承認で書いてあることはもちろん書いてないこともやる。これは数の論理の政治で、「政治と金」の問題ともども国民によって否定されたはずの部分がそのままの状態（場合によってはもっと悪い状態）と言うことになります。
民主党政権とともに一緒に国づくりを行おうとしているところに、いきなり「全権委任されている」と言い出されたような感じで、ショックを受けたという方もおられました。
こうして点もあって民主党の支持率が下がり続けている、と私は思います。
自民党は、まず自らを改めて、否定された「政治と金」（に代表される古い体質）の問題に、党としてどのように変わったかを示すことが大切なことであると思います。
あわせて、民主党政権に対してその姿勢と考えを質して行くことが必要です。
自らに対して国民が否定した部分をいまだ改められず、民主党の姿勢を質すこともできないとすれば、つまり「昔と変わらない」ままであるならば、自民党は国民の支持は得られないだろう、と言うのが河野太郎さんの発言の趣旨かと感じましたので、これは私も同感する部分であります。
同時に、谷垣総裁の「党内が団結すれば支持が得られる」という趣旨には違和感を覚えるわけです。
もちろん、こうした言葉がどのような場面で、どんな文脈で出てきたのか分かりませんので、真意とはずれているのかもしれません。これまでの行動や発言から判断し私も発言していますが、記事を読み返すと、私のブログ記事のような趣旨よりも、
河野太郎氏「執行部刷新を」
谷垣総裁「現執行部で」
甘利明氏「ベテランと若手の全員野球で（谷垣総裁をフォロー）」
という議論かと受け取りました。
私のブログ記事は、自民党の解説ではないので、一つの（私からの）視点を示すものと考えていただけたら、と思います。
よろしくお願いします。
『自民党両院議員懇談会の記事（神奈川新聞）より』私のブログ記事
http://bit.ly/ddeq09
『「昔の自民党と決別を」、河野氏らが執行部刷新求める/両院議員懇談会』（神奈川新聞　カナロコ）
http://bit.ly/dDdCi0
AbeYoshi 阿部よしひろ（相模原市議）のツィッターアドレス　
http://twitter.com/AbeYoshi
（H22.4.4）
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