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政治家HPの見方(その2)

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『政治家HPの見方(その2)』(カテゴリ:未分類)
- CNET【eデモクラシーの実現】より転載 -
「政治家HPの見方」についてのシリーズの第二回目の記事です。
政治家HPを見るときに「こうした見方もあるのか」と参考にしてもらえたらと思います。
**シリーズ「開け電網政治の時代」の視点 ~政治活動を評価するための必須要素の充実度から~**
「開け電網政治の時代」というサイトの、政治家HPの評価についての考え方を応用させていただいている政治家HPの見方シリーズの第二回目です。
**政治家HPを見る視点 その2 「政策」**
政治家HPの役割には、基本的な考え方や理念、政策等の説明・紹介があります。この記述すらない場合は論外ですが、ただ記述があれば良いというわけでもありません。問題に気づき、原因や背景・深層を探り、その対策と取り組み、またそのスケジュールや費用、そしてその結果得られる効果や意義などを分かり易く様々な人に伝えるものでなければなりません。それができているか、いないかは、政治家HPとして大きな違いがあります。また、結果十分とはいえないHPであったも、きちんと政策に取り組みHPで説明しようと言う姿勢が見える場合には、それもまた伝わってくるものと考えています。
政治家HPを見る上で、一つの評価基準となる「政策記述」
**チェックシート**
a □、政策の記述がある。【必須情報の提示】
b □、取り上げている政策の数が十分である。
c □、取り上げている政策の幅(種類)が十分である。
d □、政策の記述内容が十分である。
e □、政策の記述が分かり易い。
f □、政策の記述に現実性・説得力がある。
g □、政策及びその記述に個性がある。
政策の記述に統一感があり分かり易い。
取り上げている内容に具体性があり、現実的で説得力がある。
基本理念、理想及び政策の記述(3点)
    政治課題に対しての記述(3点)
    課題に対しての自分の姿勢、考え方の記述(2点)
    現状の記述(1点)
    問題性の記述(1点)
    原因分析の記述(1点)
    理想状況の記述(1点)
    問題解決法(各ステップ)の記述(1点)
    問題解決法の根拠の記述(1点)
    問題解決時の課題の記述(1点)
    期限とスケジュールの記述(1点)
    コストの記述(1点)
    他解決法の検討等の記述(1点)
    その他、政策記述に関しての工夫(2点)
**解説**
 a その情報がいつ掲載されたものかを示す「更新日」の情報があることは必須であるが、意外と更新日が確認できないHPも存在する。HPに過去の経過を掲載して行くことは当事者にとっては勇気のいることだ。が、それがあることで、生の姿を示してゆくことで、読者との信頼関係も生まれてくる。更新日付のあるブログ記事やメルマガバックナンバー、更新履歴のページがあれば得点。
 b 有る程度の年数継続することで、初めて見えてくるものがある。それは当事者の人柄であったりHPへの思い(政治への思い)であったりする。途中休止することがあっても、めげずに継続していることは素晴らしいことだ。これから政治家を目指す人やベテラン政治家、等それぞれの場合でどの程度の継続があれば良いかは変わってくる。また、いつHPを始めたかにもよるだろう。はじめは頑張ってもなかなか続けることは難しいものでもある。だからこそ、継続の結果、自分のスタイルを確立しているHPには得点を与えて評価したい。
 c ある程度の更新頻度があることで、その活動の様子や考えが良く伝わってくる。また、更新頻度によりHPへの、つまりは政治への取り組み姿勢が伝わることにもなる。
 d 「議会ごと」「行事ごと」「毎月」「毎週」「毎日」等の更新のリズムがあると、読者もそのリズムに合わせてHPを確認することができる。こうして信頼関係も生まれてくる。サイト管理者の都合だけで更新していると、そうした取り組み姿勢も伝わってくるものだ。”意識して”更新頻度を高くして、また無理のない範囲で更新のリズムがあるHPには、得点を与えて評価したい。
 e HP全体としてのバランス良い適度な更新頻度は必要だ。記事の「書き易い」「書きにくい」というものはある。特に、読者の求める記事は書きにくく、読者の求めていない記事が書き易かったりすることもある。しかし、ページの特性にもよるものであるが、当事者のやり易さにより、ある部分だけがどんどん更新され他がずっとそのまま、と言う状態はやはり違和感を生む。例えば、「自分の単なる日常をつづる記事は次々に更新しているが、読者の求める政治見解等はなかなか更新されない」と言うHPも目にすることがある。そんな中、更新し易いから更新するのではなく、更新しなければならないから更新すると言う姿勢は、やはり得点を与えて評価したい。
 f 更新頻度がいくら高くても、その内容が伴っていないことには、読者の求めにも応えられないし、HP本来の役目も果たすことができない。「議会が開催された」という情報を掲載することはそれだけでも意味のあることではあるが、やはりその具体的な内容や読者にとってどんな意味を持つのか、自分はどのように考えているのか、等独自の視点による”ここにしかない”情報を分かり易く見易く整理された形で掲載することで、HPに付加価値を与えている場合には、得点を与えて評価したい。
※チェックシートの項目が該当するかどうかで点数を付けることができます。全部チェックできたなら5点満点で高評価。チェックが少なくなるほど評価が低くなります。
<>内には具体的数字を入れています。適宜数値は皆さんの判断で置き換えてください。
【】内はHPを見る視点のキーワードです。
<参考>
開け電網政治の時代
http://www.hirake.org/

※CNET【eデモクラシーの実現】より転載。
※CNET読者ブログのサービス終了にともない、記事移転を行いました。

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