「大都市制度に関する特別委員会」委員長に就任いたしました。

「大都市制度に関する特別委員会」委員長に就任いたしました！
　本日（5/21）の相模原市議会5月臨時会で、大都市制度に関する特別委員会が設置され、私が委員長を務めることになりました。
　この特別委員会は、市民の負託に応えるために適切な時期に設置され、果たすべき役割は大きい、と私は考えております。
　今回の特別委員会では、19政令市（H23年度）の全ての市長と議長が連名で要望活動を行ってきた「青本・白本」の取り組みと合わせ、今後の地方自治制度に大きな風穴をあける可能性を秘めた「大都市制度」全般についての議論も行われることが想定されています。「道州制」や「都市内分権」、横浜市の「特別自治市」、神奈川県の「独立国」、あるいは「都構想」についての議論もあるかもしれません。
　
　私たちの神奈川県には政令指定都市が三つあり、相模原市にも「政令市と県の二重行政解消」等、これまでの地方自治法の枠を超えた議論の場が求められております。この特別委員会が、議会としての一つの答えを出しうる意欲的な試みとも考えられます。
　現在は、大阪市の橋下市長はじめ、首長の発言や行動に注目が集まっておりますが、本来は合議体である議会からの情報発信こそ、自分たちの未来を決める民主主義のあり方としてふさわしいのではないか、と考えると、この特別委員会が果たすべき役割の重みも改めて感じられます。
　特別委員会の活動の詳細については、これから委員の皆さんと活動方針を決めて行かなければなりません。設置にあたり行った議論では、「政令指定都市移行の検証を」「身の丈に合った議論を」「区内分権推進を」等の声も聞かれました。相模原市議会が、全会一致で設置した重みを感じつつ、この新たに設置された「大都市制度に関する特別委員会」で、活発な議論を行いたいと考えています。
　市民の皆さんにも、ぜひご関心を持って頂き、ご意見等お寄せ頂きたいと思います。議会の場で、一緒に自分たちの未来について議論しましょう。どうぞ、よろしくお願いいたします。