02 活動報告 日記

2017年11月2日(木)の阿部善博 熊本訪問三日目

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熊本市訪問三日目。

最後に熊本城の復旧作業の様子を見させていただいた。

崩れた石垣は、崩れるまで見ることのできなかった内部構造を知るための貴重な資料でもあります。
また、復元作業は、なるべく昔のままの姿に戻したい思いもあります。
安全第一はもちろんですが、様々な思いがあり、復旧にはまだまだ時間がかかるとのことでした。

西南戦争で焼けてしまい、明治時代に再建されたものと、以前からのままのものでは、また優先度も変わって来るとのことでした。

国との関係でも、財務省と文部科学省とそれぞれ関係があり、複雑な部分もあるようでした。

また、今回被害のあった所は、明治22年の熊本地震で被災した部分と重なっているようで、やはり歴史の教訓は大切であると感じました。

 
最低限の安全は確保し、崩れた石垣は、写真を元に、元の石を使い、できるだけ昔の工法での復元を目指す。
時間も費用も掛かる。

総額634億円。20年の歳月がこれから必要とのこと。

 
復旧の様子。


上の部分がくるっと回ってしまった石碑はそのまま。

 
本震の後に崩れた石垣。

     
あちこちでクレーンによる作業が行われていました。


これから積んで行くのでしょうか。
崩れた石垣の石がひとつひとつ丁寧に並べられていました。

 
お土産には、収益の一部が「熊本城災害復旧支援金」に寄付される、「がんばろう!!くまもと」セットを購入したところ、熊本ラベルのビールと、お菓子などがいっぱい入っていました。
熊本のソウルフード(?)いきなり団子、へべすは別に購入しました。

お世話になった熊本の皆様、ありがとうございました。

夜に自宅に戻り、今回の熊本訪問の内容を、明日3日の防災訓練で講話として話すためにまとめ作業をしました。

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