「ベーシックインカム」制度の議論がインターネットで盛り上がっているようです。

「ベーシックインカム」制度の議論がインターネットで盛り上がっているようです。
「ベーシックインカム」制度　導入議論急速に盛り上がり（J-CASTニュース）
http://www.j-cast.com/2010/04/02063290.html
すべての人に最低限の所得を保障する「ベーシックインカム」導入の議論が、インターネットを中心に盛り上がってきているようです。
私はこの制度のお話をTwitterで知り、現在書籍やWeb等で調べている段階です。
増大する福祉費用を抑え、複雑肥大化する事務処理を簡素化効率化し、広がる不平等感を解消しようと言う点で具体的な仕組みを提示している点は興味を持っています。
しかし、
１、赤ちゃんから老人まで、毎月5万円～8万円を支給する、と言った場合の財源の確保策への疑問。誰もが納得できるか。
２、働けるのに働かなくても暮らせる。ということに対する心情的理解が得られるか。
３、毎月の支給額だけで病気の時や老後なども含め本当に十分かという疑問。また、経済情勢等により先細りしないのか、という制度的課題への疑問。
を個人として（直感的にですが）持ちました。
詳細はこれから検討してみないと分かりません。
もちろん合意形成できるような段階ではありませんが、こうした考え方もある、といところから考えてみたいと思います。
面白い発想であることは間違いありません。
皆さんもご意見等お聞かせ下さい。
（H22.4.2）