相模原市議会9月定例会の一般質問でこれまで17名の方の質問が行われた。私は議場で見ていて気になったのが、「時間がありませんので・・・」という発言だ。
これはまだ準備をしている段階の私も良く分かる気持ちである。
しかし、私は絶対に質問の最中に「時間がありませんので」と言って、質さねばならない事項を省略するようなことはしたくない。
他の議員さんももちろんそんなつもりではなく、
時間があればもっと深く問題を掘り下げ、質すべき事項が沢山あるんですよ、
でも議会の物理的な制約で仕方がないから言いはしませんが、
本当はもっと聞きたいこと言いたいことはたくさんあるんですよ、
と言う警告(?)を付け加えているのだと私は受け止めている。
かといって、
発言時間をもっと増やす、という議論にすぐに結びつけるのはどうかと考える。
現在の相模原市議会では、
一般質問について主な慣例は以下のようになっている。
--- 以下(抜粋) ---
◆質問回数 3回
◆質問時間 一人20分(再質問を含み、答弁時間は含まない)
質問者数×20分=会派の持ち時間
会派内で持ち時間を調整できる。
質問者がやむを得ない自由により質問できなくなった場合、その質問時間は会派の持ち時間とする。
◆質問者数 正副議長と監査委員を除いた議員の半数
定例会前の議運において、各会派及び無所属議員からの申告により、質問者数を確定する。この場合、6月、9月及び12月、3月の2定例会を単位として決定する。なお、申告された人数について、議事運営に支障が生じる場合は、質問者数の調整をする。
2定例会において、同一人が質問することは差し支えないこととする。
--- 以上 ---
確かに20分の発言時間は短いのであるが、きちんとした決まりがある以上、その範囲内で全力を尽くしたい。
また、20分の中で如何に十分な質問を行うか、というのが腕の見せ所でもある(?)。
となると、わずか一言でも無駄な言葉は省きたいもの。
「時間がありません」と言う発言は、質問の趣旨とは全く関係ないはずだ。
ならば、「質問中にそんな言葉を遣うまい」と自分の中の決まりとした。
29日には、どんな質問ができるだろうか。。。
質問時の「時間がありませんので・・・」という言葉について。
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