選挙では、
選挙事務所、演説会場、選挙運動用自動車または船舶に、
「ちょうちん」を付けることができます。
これは看板の一種として、
そう法律で定められています(第143条)。
選挙では、
お金をなるべくかけないで、
どんな経済状態の人もある程度平等に選挙活動ができるように、
とても沢山の制限が行われています。
だから、
例え「ちょうちん」であっても、
使えるものは使いたい。
それでわざわざ買いに行くのです。
選挙の時に、
人生で生まれて初めて「ちょうちん」を購入した、
なんて候補者もたくさんいます。
今の時代、
なかなか「ちょうちん」なんて使うことはありません。
だからこそ、
この「ちょうちん」が、
今の選挙のやり方を規定している公職選挙法の古さを象徴しているように思えてなりません。
今の選挙は「ちょうちん」の時代の選挙。
さあ、議論しましょう。
考えるヒント >
あなたは、
今の時代の選挙って、
どうあるべきだと思いますか?
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