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【2023】相模原市長選挙展望【争点】

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【2023】相模原市長選挙展望【争点】

 2023年4月9日投開票(3月26日告示)となる相模原市長選挙に、現在3名の方が出馬表明をしています。

 現職市長、元市議、大学教授(政治団体代表)の顔触れです。

 立候補予定者は以下の通り。

【立候補予定者一覧】

 名前・よみがな・年齢・★現職業・◆元職業(経歴)等の順で記載。

 1、本村賢太郎(もとむら けんたろう)52歳 ★相模原市長(1期目) ◆衆議院議員、神奈川県議会議員
  http://k-motomura.jp/

 2、野元弘幸(のもと ひろゆき)61歳 ★大学教授(東京都立大学)、★相模原市政の改革を目指す政治団体(市民の風さがみはら)代表 
  https://twitter.com/H_NOMTO
  市民の風さがみはら/野元弘幸 相模原市長選挙立候補予定者
  https://twitter.com/kaze_nomoto

 3、沼倉孝太(ぬまくら こうた)76歳 ◆前相模原市議会議員(元議長)、市選挙管理委員会委員

 ※順不同
 ※情報は、各名称で検索した結果等から、主なものと判断したものを掲載しています。ホームページ等のリンクは、情報が比較的新しいと思われるものを掲載しました。

【選挙の特徴】


今回の相模原市長選挙は、以下のような特徴があります。

1、現職市長が2期目の出馬。
2、現職市長、前市議(元議長)、大学教授(政治団体代表)等の顔触れ。
3、各政党からの推薦候補が現在のところ不在。
  ※各政党と現市長との関係についても市民から注目されています。

【政策・主張】

 各候補の名前と「政策」「マニフェスト」等の言葉で検索しましたが、まとまった形での政策集やマニフェストはまだ見つけることが出来ませんでした(2023.1.31現在)。

・本村賢太郎氏は、1期目のマニフェスト・政策集がホームページに掲載されています。
・野元弘幸氏は、Twitterで主張を展開しています。「子ども・若者支援が重点政策」とのTweetも見られ、紙ベースでの政策配布活動も行っている様子が見られます。
・沼倉孝太氏は、地域タウン誌に「貧乏の連鎖を断ち切る①」との意見広告を掲載(2023.1.26号)しています。「次号へ続く」との記載があり、今後もこうした媒体を活用して政策を訴えて行くものと見られます。

 今後、それぞれの政策について様々な形で主張が行われることになると思われますので、関心をもっていてください。

【争点】

 今回は、個々の政策の議論だけでなく、本村賢太郎市長1期目の評価という側面もあります。1期目には、東日本台風と言う災害もあり、コロナ対応及びコロナ禍の中でのまちづくりや社会の在り方について、市長のかじ取りが問われました。そうした中で、1期目の政策がどのように展開されたのか、その検証・評価もあわせて行われなければなりません。他の候補が、自分の政策を訴えるとともに、本村市政へどのようなスタンスで対峙するのかも注目されています。

 また、前回同様、相模原青年会議所による「相模原市長選 公開討論会」も行われることと思います。その議論をしっかりと見ていただきたいと思います。

 相模原青年会議所ホームページ
 https://sagamihara-jc.com/

 前回(2019年)の公開討論会の様子は、現在でも動画配信で見ることが出来ます。今回の討論会を見ることに加え、前回の討論の内容がどのようなものであったかを確認し、またその時の発言を元にして、その後の本村市長の市政運営がどうであったのか、その評価にも取り組んでもらいたいと思います。
 
 相模原市長選 公開討論会【ノーカット版】(2019)相模原青年会議所
 http://sagamihara-jc.com/2019/information/2206/

*** *** 関連:2019年の記事 *** ***
【相模原市長選挙】現職含む多彩な顔ぶれで激戦に!

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【相模経済新聞社本橋社主の意見】

 相模原市長選挙を取材している相模経済新聞社本橋社主に意見を聞いたところ、「一般論としてだが、現職市長の2期目3期目の選挙は強いと言われている。政党推薦を持った保守系独自候補の出馬の声が聞こえていない状況があり、まだ諸々分から状況であるが、こらから市民の盛り上がりがないと、その後のまちづくりへのマイナスの影響も想定され、この点は危惧しているところ。」とのことであった。

【まとめ】

 これからの相模原の方向を決める大切な選挙です。

 しかし、現在も続くコロナ禍での市政運営という特殊な状況下で、政策と実績の突合せ、政策と政策のぶつかり合い、といった明確な評価や争点が見つけにくく、分かりやすい議論が見られないのではないか、との市民の声もあります。

 各政党の対応による部分もありますが、分かりやすい争点を示して行くことも大切なことです。争点がない選挙は投票率が低下する、との話もあります。未来を我がこととして考える民主主義の大切な機能としての選挙の在り方についても問われています。
 
 私も、前回に引き続き、情報を整理し、今回の選挙が今後のまちの発展・飛躍の契機となるよう、政策の議論が中心となるようにしたいです。

 まずは、HPや議事録など公開されている情報にアクセスして、各候補者の主張を比較することから始めて行きたいと考えています。

【その他】

 政令指定都市であります相模原市では、統一地方選挙では、4つの選挙が同時に行われます。

 4月9日(日)に、相模原市長選挙とともに、神奈川県知事選挙、神奈川県議会議員選挙、相模原市議会議員選挙の4つの選挙が行われます。県議会議員と市議会議員は、緑区・中央区・南区とそれぞれの区が選挙区となっています。

 それぞれの選挙の告示日は、神奈川県知事選挙3月23日(木)、相模原市長選挙3月26日(日)、神奈川県議会議員選挙・相模原市議会議員選挙3月31日(金)となっています。


皆さんのご意見もぜひお聞かせください。

相模原市議会議員
阿部よしひろ
 

※この記事は、市民の皆さんが相模原市長選挙を我がこととして考え、それぞれの立場で参加し、議論が深まることで、より良いまちづくりが行われることを願い、執筆いたしました。極力客観的な視点からの記事を心がけ、2023年1月31日時点の各候補予定者につきましては、可能な限り平等に取り扱いをしています。現職市議会議員としての私見や、所属する自由民主党の立場からの主張は控えさせていただいております。文責は全て阿部よしひろ個人にありますので、何かございましたら、コメントかメールにてご連絡下さい。以上、よろしくお願いします。

阿部よしひろ
メール:y@abn.jp

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