【速報】LINEアンケートを実施しました。
「インターネットで政策作り」に取り組む阿部よしひろが監修者として、この3月17日、相模原市南区在住の事前登録者※約8千名を対象にLINEアンケートを実施。242名の方からご回答をいただきました。
LINEを活用したため、日頃なかなか声を聞く機会の少ない若い世代の方々からも多くの回答をいただきました。議会・議員の活動が見えない等の厳しい意見も多数いただきました。こうした声をどう活用し、どのようにその経過を伝えていくかも大切です。
今後の政策作りに活かして行きたいと考えています。
◆アンケート概要
送付日時:2023年03月17日(金)12:00
アンケート送付数:約8,000名
アンケート送付対象:相模原市南区在住のセンキョマッチ登録の18歳以上の男女
送付方式:LINEによる
開封数:3,971名
回答者数:242名
設問は「生活する上で困っていること」「議会や議員に求めること」等の選択式の他、思いを伝えられるよう自由記述項目も複数設置しました。
それぞれ
Q、生活する上で困っていること
・交通の便が悪い(15.7%)
・子育て環境(遊び場等)が不十分(15.1%)
・生活環境(生活道路・ごみ捨て場等)が悪い(11.5%)
Q、議会や議員に求めること
・税金の使われ方のチェック(20.1%)
・政策実現のスピード(15.4%)
・議員活動の見える化(14.9%)
・市の未来を考え行動(14.5%)
・市民の声を議会に(12.7%)
等の結果がありました。
◆LINEアンケート生データのダウンロード
具体的な事例も記載された自由記述回答も合わせ、原則すべての結果を以下よりダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
◆アンケート結果 概要
●設問1
Q1、相模原市で生活するうえで、困っていることはありますか?(選択式)
回答数:548(全選択数)
・保育施設が足りていない 47 8.6%
・医療機関までの距離が遠い 33 6.0%
・教育機関が少ない 27 4.9%
・交通の便が悪い 86 15.7%
・防災対策について 31 5.7%
・子育て環境(遊び場等)が不十分 83 15.1%
・地域コミュニティが希薄 48 8.8%
・生活環境(生活道路・ごみ捨て場等)が悪い 63 11.5%
・治安が悪く不安 50 9.1%
・その他 52 9.5%
・現状で十分満足している 28 5.1%
※選択肢、回答数、割合 の順で記載
●設問2
Q2、Q1で選択した項目について、補足などありましたら教えてください。(自由記述式)
回答数:132
自由記述式のため別シートに記載
●設問3
Q3、議会や議員に求めること、してほしいことは何ですか?(選択式)
回答数:820(全選択数)
・政策実現のスピード 126 15.4%
・積極的な情報発信 89 10.9%
・有権者とのコミュニケーション 45 5.5%
・議員活動の見える化 122 14.9%
・税金の使われ方のチェック 165 20.1%
・相模原市の未来を考え、行動する 119 14.5%
・市民の声を議会に届けてほしい 104 12.7%
・地元企業への支援政策 32 3.9%
・その他 14 1.7%
・特にない 4 0.5%
※選択肢、回答数、割合 の順で記載
●設問4
Q3で選択した項目について、補足などありましたら教えてください。(自由記述式)
回答数:73
自由記述式のため別シートに記載
●設問5
Q5、"市の行政や議会について、新たに実施したり改善してほしい点があれば教えてください。(自由記述式)"
回答数:66
自由記述式のため別シートに記載
●質問監修者へのメッセージ
回答数:48
メッセージは別シートに記載
◆ご意見抜粋
Q2、
・公園などの遊び場が少なく感じる (18歳~19歳・男性)
・結婚した世帯や子育て世帯が安心して子どもを産んで育てられるような支援を行なってほしい。今の日本では物価も高く給料は少ないので、子どもを何人も産みたいが、経済的不安から産みたいと思えない。不妊治療の費用や妊娠から出産、育児、高校大学までの費用など手厚い支援をしてほしい。 (20代・女性)
・金銭面での不安 (20代・男性)
・自転車と自動車の交通規制をもう少し厳しくしてほしい。歩行者としては横断歩道で渡ろうとした時にすごいスピードで通る車が多いと思いました。(20代・女性)
・「自治会に入らないとゴミを捨てたらいけない」と言われる。市税も払ってるし、ゴミ置き場の掃除も順番がくるとしているのに、そうやって言われる。自治会加入している人しかゴミ出してはいけないのですか?(30代・女性)
市役所で認識を統一して欲しいです。
・ペットと過ごせる施設がほとんどない。(30代・男性)
・一人暮らしのおっさんには住みやすい街です (30代・男性)
・ひとり親でも子育てしやすい環境を望みます。ハローワークでの職業訓練もパソコンで勉強して資格がとれるように東京都などを参考にしてほしいです。(30代・女性)
・見通しの悪いところが多い。カーブミラーが古くて見づらい (30代・女性)
・車や自転車が多いのに狭い歩道が多くベビーカーでの外出が難しいと感じています (30代・男性)
・コロナ禍で収入が激減した個人事業主に、市として援をして欲しい。(市民税等の減額など) (40代)
・まちづくりが悲しいくらい下手 (40代・男性)
・マイナンバーカードを使用してコンビニで出来る事が少ないので早く対応してほしい。(40代・男性)
・保育施設もですが、保育士さんが不足しています。保育士さんの待遇改善も期待します。(40代・女性)
・各駅に、行くまでの、交通が不便(50代・男性)
・境川沿いの歩道の舗装を綺麗にして欲しい。キャリーカートなどを引いて歩くのに辛い(50代・男性)
・南区ですが、車があれば近くに何でもあり、便利に生活しています。敢えて言えば、市街地を外れたところにある空き地に、緑地や公園がもっと増えたら嬉しいなと思います。(50代・女性)
・区役所が週末使えない、、、平日の夜も使え無い、、、公共施設のサービス、スタッフの教育が出来て無い!(60代・男性)
Q4、
・検討ばっか言ってないで行動にして欲しいですし、議会で決まりそう、決まったことがあるなら話して欲しい (18歳~19歳・男性)
・とにかく市民の声を実現させてほしい。特に若者子育て世代の声を。(20代・女性)
・公約でやるやる聞こえの良いことを言って結局やらない、予算を何に使ってるのかわからない、というのが政治家の方達は多いのでそう言ったことは辞めて欲しい (20代・女性)
・もっとどんなことに税金を使ってるかとかを詳しく発信して欲しい (20代・男性)
・もっと教育現場をまわったり子どもたちと触れ合ってる議員がいれば安心できる。どもを大切に想ってくれてるんだと実感したい。(30代・女性)
・現時点で不足しているにも関わらず、市内公共施設の閉鎖検討·閉鎖が多発している。(30代・男性)
・情報発信が下手すぎて何をしているかが伝わらない。税金がどんなことに使われているのかわからなすぎる (40代・男性)
・地の利を生かした企業誘致をして、産業基盤を拡充して欲しい (40代・男性)
・いろいろ決め事が遅いと思う。(50代・女性)
・議員のかたには、明るい未来をしっかり見据えて、大胆に、細やかに、前進して行くリーダーであっていただきたいなと思います。(50代・女性)
・政令指定都市に恥じない都市計画に注力して欲しい。 (50代・男性)
・税金を下げて! (60代・男性)
Q5、
・若い世代がもっと選挙に参加するようにするにはどうしたらよいか、そのためにもっと若者向けの政策が増えると良い。(20代・女性)
・市議の人、誰一人知らないということが問題。多少市民が努力して市議の活動など見ることも必要ですが、もっとアピールして欲しい。(30代・男性)
・何をしてるかもよくわからないので、改善点も良いところもわからない (30代・男性)
・今後子育てに力を入れない自治体の価値は下がっていくと思います。メディアからも注目されるような取り組みを期待します。(30代・男性)
・相模原区役所に行った時、ミルクのお湯がなくてびっくりしました。とても不便です。 (30代・女性)
・子育ては、格差による分断も感じます。習い事支援を毎月配るなど、子どもたちがのびのびと成長し、地元を愛し将来恩返ししたくなるような子育て支援を望んでいます。 (40代・女性)
・無駄遣いを減らす。何が必要か優先度を高めた政策の実施。(40代・男性)
・見た目にわからない障害について、特に大人の障害についての支援不足を感じる (50代・女性)
・年金問題(60代・女性)
・動きが遅い (70代・男性)
監修者へのメッセ―ジ
・回答した内容がどのように活かされるか楽しみにしております (20代・男性)
・所得によって貰えなくなるなるお金があるのが不満。所得は頑張りです。頑張っても意味のない国だなーって思ってしまう (30代・女性)
・ペットにもっと優しい街になってほしいです。 (30代・男性)
・とにかく物価上昇と税金でお金がいくらあっても足りない。生活を楽にさせてほしい (40代・男性)
・低所得者、子育て世帯へのアピールはもういいです。市民全体、国民全体の事を考えてください。働いた者が損をする時代は本当に嫌になります (50代・女性)
・もっと働け… (70代・男性)
◆所感
今回のアンケートにより、様々なご意見をいただきました。ありがとうございました。
今回、LINEを利用したことにより、多くの若い世代の方の声を聞くことができました。これからも、市民の皆さんの生活スタイルに合わせ、情報発信したり、ご意見を聞いたりすることが大切だとあらためて感じることができました。
また、世代間のご意見の違いや、それぞれの世代によって、どのような問題があるのか、大まかに見えて来たと感じています。そうした背景を良く理解し、市民全体を良く見渡した上で、市政や議会活動に取り組む必要があります。
また、いただいたご意見を今後にどの様に活かすかが大切です。あわせて、そのことをどう分かりやすく伝えていくかも大きな課題です。先ずは、このホームページやSNSなど、市民の皆さんの目線、立場から考えて、取り組みたいと考えています。
◆ご意見募集
HPでは引き続き意見募集を行っていますので、皆さんの声もお聞かせください。
ご意見は、当記事へのコメントか、阿部よしひろまでメールでご連絡ください。
阿部よしひろメール iken@abn.jp
いただきました回答を分析し、より良い政策づくりにつなげて行きます。
※アンケートは株式会社センキョ「センキョマッチ」を利用しました。
以上