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相模原市議会議員の定数が49名に決まりました。

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来年の地方統一選挙で改選となる、相模原市議会議員の定数が49名に決まりました。協議がなかなか進まず、結論が出たのは日をまたいで、3/17のことでした。
これまで数度の議会運営委員会が開催されてきましたが、各会派での協議が進まず、本日(3/16)の議運での決定を会派間で申し合わせてきました。
現在52名いる相模原市議会議員ですが、合併特例による津久井選出議員が6名おりますので、特例期間が終了した後は46名との認識でした。このため、今回決定した49名と言う定数は、実質3名の増員と言うことになります。
現状の52名からは減員であるとの意見もありますが、現在はやはり合併の特例による特別な状態なので、私はそのような認識ではありません。
また、49名に決定した経過では、議運の場で積極的に意見を述べる会派と、会派内での協議の結果をなかなか出すことの出来ない会派とがあり、オープンな議論の場としての議会運営委員会のあり方と位置づけに、私個人としては課題を感じました。最終的な結論が、各会派代表者による任意の話し合いの中で見出されたことから、決定のプロセスに(私としては)疑問を持ちました。やはり開かれた議論を尽くした上で決定し、決定したら、意見が違っても決定に従うことこそが民主主義であると思います。
私の民主主義の教科書に「民主主義の仕組みは、民主主義的なやり方で決められなければならない」とあったのを思い出しました。
今回の決定は、それぞれが違う意見を持ちながらも、全会派全議員が合意できる数字で歩み寄った、という点が重視されました。
しかし、各会派から、数字の持つ意味合いや考え方、相模原市議会はどうあるべきかという主張をぶつけあい、もっと議論を尽くしたかったとの思いもあり、どこか残念な気持ちがあるのも正直なところです。
話し合いによる全会派での一致・合意を尊重すべき事柄と、意見を出し合った上で採決を行い決定する事柄との整理が必要です。どちらが良いかと言う考え方は様々ですが、私は市民に見えない議論で決定するべきではないと考えています。違う意見を認め合うことが民主主義ですので、見えない調整による合意より、オープンな場で意見を出し合って採決を行う方が、わかりやすく、また説明責任を果たしている、と思います。
議員定数だけでなく、今回の議論から、改選後も継続して取り組まなければならない相模原市議会の課題がたくさん見えてきました。もちろん、私はオープンな場で、市民の皆さんとともに考え行動して行こうと考えています。
神奈川新聞コミュニティーサイト カナロコ 
議員定数は49に、相模原市議会の議会運営委員会で決定/相模
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003170012/

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