『 「Twitter小説」もう書きましたか？』（カテゴリ：未分類）
- CNET【eデモクラシーの実現】より転載 -
「Twitter小説」もう書きましたか？
Twitter小説大賞 募集のお知らせ
http://www.d21.co.jp/contents/campaign/twnovel/
(Twitter小説大賞の募集は締め切られました。2010.1.5 PM1:00終了)
★目次★
【Twitter小説とは】 【Twitter小説大賞】 【本の紹介】 【私も書いてみました】
Twitter小説のハッシュタグは「#twnovel 」で！
【Twitter小説とは】
Twitter小説とは、Twitterに投稿された140文字で書かれた小説のことです。基本的に140文字以内で完結し、次のつぶやき等に連続することはありません。「#twnovel 」のハッシュタグを付けること以外にはほとんど決まりがなく、自由に自分の表現したいことを書き込むことができます。
Twitter小説は、2009年7月22日の内藤みかさんの呼掛けからスタートしました0せっかくだからハッシュタグで、みんなでこの140字小説を一緒に楽しんでみませんか(≧∇≦)？ twnovel というタグネームでいかがでしょ？ #twnovel」
http://twitter.com/micanaitoh/status/2777785075
※内容によっては、書き込んだ本人は小説のつもりでも、読み手が実際の発言と受け取ってしまう恐れがあります。そのため、「#twnovel」のハッシュタグをきちんと付けて、Twitter小説であることを明示する必要があります。
※Twitterに書き込むため、その制限である140文字を謳っていますが、実際にはハッシュタグ「#twnovel 」と区切りである半角スペースを除くため、131文字が最大となります。また、小説が評価されるとRT（ReTweet）によりさらに多くの人に広がって行くため、自分のアカウントの文字数等「RT」に必要な文字数を事前に減らしておくことも考えられます。こうなると更に書き込める文字数は少なくなります。しかし、これはTwitter小説に限ることではなく、Twitter全体の話でもあります。
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【Twitter小説大賞】
Twitter小説大賞 募集のお知らせ
http://www.d21.co.jp/contents/campaign/twnovel/
１０人のプロ作家による『Twitter小説集 １４０字の物語』を刊行したディスカヴァー・トゥエンティワン社により、Twitter小説大賞の募集が行われている。 締め切りは本日！2010年1月5日午後1時。ひとり10作品まで応募できる。Twitterアカウントをお持ちであり、Twitter小説を書くことが出来れば、すぐに応募できる。案内ページにある要綱と規定を読んで、ぜひ挑戦してみてください。Twitterの可能性がさらに広がるかもしれません。 案内ページでは、「書くのも、読むのも、あなたです！」とあります。実際に書いてみると、やっぱり楽しいですよ！
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【本の紹介】
『Twitter小説集 １４０字の物語』
http://www.d21.co.jp/modules/shop/product_info.php?products_id=699
10人の作家がそれぞれ10作品を書いています。「これこそがTwitter小説！」ということではなく、各作品を参考にして、読者が実際に書いてみて参加することを促すような内容です。入門的な意味合いも含まれていますので、まず本書を読んで、インスピレーションが湧いてきたら、実際にTwitter小説を書いてみる、というのが正しい読み方なのかもしれません。
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【私も書いてみました】
タイトルはここだけのものです。Twitterではつけられておりません。また、私のTwitterアカウント以外で書いていたものをこの際まとめてみました。
1、間違いのない政策
否定派の秘書Bには悪いが、G社のシステムは絶対だ。キーワードがTwitterに投稿され、全世界の参加者の反応分析から政策が自動決定される。しかし今回は何度やっても「判断不能」。「自分で考えるか」そうつぶやく大臣にBが言う。「いいですか。140文字以内ですからね」 #twnovel
2、ロボット議会
ついにここまで辿り着けた。我々はもう平等だ。これからは、人間とロボットが共に議会の場で議論を行うのだ。投票を呼びかける声が、希望とともに街中に響いている。「今日は記念すべき選挙の日です。ロボット議会が人間の参政権を剥奪して以来はじめての…」 #twnovel
3、選挙に勝つためには
#twnovel 選挙カーに大声で怒鳴る。「うるさい！」。一瞬、時が止まり、顔で微笑んだままの候補者と目が合う。握り締められたマイクから、時が再び動き始める。「窓を開けてのご声援、誠にありがとうございます！皆さんの熱いお気持ちに支えられ、最後の最後までがんばってまいります！」
4、約束の重み
#twnovel 成人式の日。息子が小さな時から大切にしてきた秘密の宝物を見せてくれると言う。机の奥から取り出された小さな冊子には「約束します！」と大きな文字が書かれていた。「○○党マニフェスト 次の世代にはツケをまわしません！」。
5、スーパー宝くじ
「おめでとうございます！」モニターの言葉に実感が湧き上がる。誰もが希望をもって働けるのは、このスーパー宝くじ制度のおかげだ。最低限の生活費を除き、皆がくじを買う。でも、こんな生活は終わりだ。説明が続く…。「なお制度維持のため当選金のお支払いは80年後になります…」 #twnovel
6、似たもの夫婦
Twitterで仲良くなった女性に恋をしてしまった。子どもが寝静まる頃、彼女は私と同じくつぶやきを始める。お互いの悩みや境遇もどこか似ていて、ついに今晩はこれから会う約束までしてしまった。妻にはいずれ話さねばならないが、幸い妻もこれからどこかへ出かけるようだ…。 #twnovel
7、囚われの身
街が一望に見渡せるカフェで、ゆっくり過ごす午後のひと時。これ以上の至福の瞬間はない。確かに私は、ずっとこう夢見てきた。しかし、この状態が永遠に続くのではさすがに飽きる。私の不満の一つは、地球のごく普通の生活を、宇宙動物園の連中ももっと理解してほしいということだ。 #twnovel
8、人型ロボットの格闘技
「ロボットファイトは野蛮だから禁止するべきだよ。昔みたいに機械と機械がぶつかる迫力を楽しむなら良いけれど、精巧な人型ロボットが登場してからは、なんだか喧嘩や人殺しを見てるみたいで気分が悪いよ」「よく分かったな。最近はお金がないから人間同士が戦ってるんだよ」 #twnovel
9、丘の上から
息子を連れて古い城址に登ってきた。もう日は暮れて夜空に冷たい星が輝いている。眼下の街並みに灯りがともる。その数だけ人々の生活がある。息子は精一杯背伸びをして、星を見つめている。私は腰を下ろし、おむすびを手渡す。彼はそれを半分に割ると、何だか嬉しそうに笑った。 #twnovel
以上
※CNET【eデモクラシーの実現】より転載。
※CNET読者ブログのサービス終了にともない、記事移転を行いました。
