【選挙川柳】選挙取材 若手記者には よくしゃべり
※人を見て態度を変えてはいけません。反対に人を見られてしまいます。たとえ、可愛いい女性記者がやって来ても、渋面のベテラン記者がやって来ても…。
地方議員はマスコミに取材されるようなことは普段からなかなかないものです。ところが選挙の頃になると、いろいろとマスコミの皆さんとのやり取りが増えてきます。それでも自分の選挙のことではなく、他の市長選挙の情勢とかばかり聞かれたりすることも…。
日頃からマスコミの皆さんには、あまり褒められる記事を書いてもらうことはありません(と多くの地方議員は思っています)。がんばっている良い取組や地道な活動はニュース性がないからでしょう。半面、議会が紛糾したり、何か問題が起きると途端に取材攻勢に直面することに…。
ベテラン記者さんになれば突っ込みも厳しく、こんなこともあって、マスコミの皆さんに良い印象を持っていない方も沢山おります。
でも、取材としてやってきたのが新入りの記者で、こちらの話すことにいちいち感心してくれたり、「勉強になりました」なんて言われたりすると誰だって嬉しくなってしまいます。若い人を応援する気持ちも働いて、気が付けばついつい若い記者さんにばかりよくしゃべっていたりして…。
記者さんだけの話ではありません。市民の皆さんは議員さんや候補者の方の話を聞いてみたいと思っています。こうした姿勢は本当にありがたいものです。限られた時間とせっかくの機会を無駄にしてしまわないように、と願うばかりです。
若い方とばかり話しているのは、決して他の方々をないがしろにしているわけではありません。決して若い方が可愛いから、なんてことはありません。たぶん。
相模原市議会議員
阿部よしひろ