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議会報告『あべ通信』令和4年12月定例会議号 発行しました!

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政務活動費を活用し、市議会報告を作成いたしました。
今回は、一部の地域へのポスティングと私自身の手配り、およびインターネットでの公開を行いました。

主な内容

一般質問報告(一部抜粋)

令和4年12月定例会議での主な議論

1 未来に向けたさがみはら教育について

 ◆ 社会の激変に対応する教育環境の維持・整備について

【質問】今後も続く、想像もつかない社会の激変に対し、これまでの画一的な発想では対応ができず、学校の現場での個々の判断が重要になるなど、負担の増加も危惧されている。今後、どの様な時代にあっても、教育の大切さに変わりはなく、社会の激変に柔軟に対応する教育環境の維持・整備が求められている。教育委員会の見解と対応を伺う。

【教育長】現在、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズや家庭環境に配慮した支援など、学校が抱える課題は複雑・多様化しており、的確に対応することが求められている。このため教員が児童生徒と向き合う時間を確保できるよう、学校における働き方改革を推進するとともに、児童生徒の命と健康を守り、安全・安心に毎日学べる教育環境の充実に努めていく。

【再質問】南区では、巨大マンション建設と通学路の安全確保が問題となっている。全庁的な対応が必要では?

【教育局長】児童生徒は減少傾向にあるが、一次的に増加する地域もある。教育委員会が率先して検討していく課題が多くあり、将来の見通しを持ち、市長部局と一層の情報共有、緊密な連携を行い、安全で安心、質の高い教育環境の整備に取り組む。

 ◆ 未来に向けた子どもたちへの思いについて

【質問】相模原の子どもたちの未来について、現場での思いと、まだ生まれていない50年後、100年後の相模原の子どもたちにどの様な教育を残したいのか、その為に今私たちが出来ること、しなければならないことは何か伺う。

【教育長】グローバル化や情報化等、社会が大きく変化する中にあっても、子どもたちが、自ら学びに向かい、主体的に行動するとともに、多様性を認め、協働しながら、持続可能な社会の創り手となることを願っている。教職員は、常に子どもたちの心や思いに寄り添いながら、夢と希望を持って未来を切り拓いてほしいと願い、教育活動に取り組んでいる。50年後、100年後の子どもたちが、「相模原で学んでよかった」と愛着や誇りを持てるよう保護者や地域の皆様と力を合わせ、教育力の向上に努めていく。

2 防災と危機管理の取組について

 ◆ 防災先進都市としての取組について

【質問】防災に関わる最先端の研究機関や民間企業への連携、誘致に取り組むことは、 市民の安全・安心につながり、まちの魅力や価値を高めることになる。国・県等や他の関連機関、民間企業等との連携強化、また市の防災部門のトップだけでなく、担当者間の交流や市民による活動の支援などにより、 防災先進都市を目指す考えは?

【市長】本市では、現在、災害に強い都市基盤の整備や地域 防災対策の充実に取り組んでいる。今後は、民間研究機関や、 企業等との連携などにより、先進的な防災対策を更に進める必要があると考える。

 ◆ 市民力強化の取組について

【質問】災害時に機能するのは市民主体の活動。日頃から地域に暮らす市民が自分たちの地域の特性やリスクに合った備えをすることは効率的で大切なこと。各地域の取組み状況と、市と市民の役割分担、市の支援状況を伺う。

【市長】各地域において、避難所運営協議会や自主防災隊が中心となった訓練が、昨年度、約370回実施された。市民が主体となり、現在、22地区のうち17地区で地区防災計画の見直しが完了。地域が実施する訓練等へ職員を派遣し、補助金の交付や活動資機材の支給などの支援を行っている。今後についても、地域や市民ひとり一人の防災対応力の向上が図られるよう、必要な支援策を検討していく。

3 百年後の相模原に向けた取組について

 ◆ 本市のグランドデザインについて
●大型プロジェクトについて

【質問】本市で進行している大型プロジェクトによって、
どんなまちを作りたいのか、どんな未来を目指している
のか、そのグランドデザイン、まちの姿を具体的に示
す、現状と今後の見通しを伺う。

【市長】計画中の大規模事業を始めとする都市基盤などの整備は、今後の人口減少社会などの課題に対し、経済・交流圏域の拡大や市民生活の質の向上に、極めて重要なものと認識。今後についても、首都圏南西部の中核となる拠点の形成などを通じ全国から人やものが集まり、にぎわいがあふれるまちとなるよう、本市のポテンシャルを更に高める取組を推進していく。

●相模大野の未来について


【質問】相模大野は、本市の南の玄関口として、都市化が進展し、様々な文化施設が近接し、大きなポテンシャルを持った地域。市長が思い描く相模大野の未来について伺う。

【市長】にぎわいの創出などによる持続可能なまちづくりが必要。今後も、相模大野のまちに市内外から多くの人が訪れ、出会いやふれあい、活動の場として魅力に満ちたまちになるよう、市民の皆様とともに取り組む。

 ◆ 持続可能なまちづくりひとづくりについて
●行財政改革について

・ 市民サービスの充実について

【質問】これまでの行財政改革の取組による市民サービスの充実の成果は?

【市長】取組を進めることで生み出される財源を子育てや教育、まちづくりなどの取組に活用することで、市総合計画に定める将来像を実現していく。

・ 相模原市行財政構造改革プランについて

【質問】現在の状況と評価について。また、このプランは、歳出抑制のイメージが市民の間に広がっているが、行財政改革は、業務の効率化や改善とあわせ、事業・施策の丁寧な精査と見極めを、市民が納得する形でオープンに進めて行くべき。今後のプランの見直しや軌道修正の有無について伺う。

【市長】新たなまちづくり事業等の選択と集中や既存の公共施設等の見直しなどに取り組むとともに、令和6年度からの第2期に向けて、歳入確保対策や社会保障施策等の見直しについて検討するなど、取組を進めている。持続可能な行財政基盤の構築を図るため、現在の取組の継続が必要。今後も市民との対話等を行いながら取組を進める。

・ 情報化の取組について

【質問】情報化の取組は、行財政改革の柱となるもの。市のビジョンとどのような成果をあげようとしているのか、また、市民のニーズについて伺う。

【市長】本市では、行政事務の効率化などを推進しており、デジタルが広く市民生活に浸透して、今よりも格段に生活が便利で豊かになるようDXに向けた取組を進める。令和3年度の「市政に関する世論調査」では、防災や保健、医療など、様々な分野で情報化への期待が寄せられていることから、市民目線に立った効率的な行政サービスの提供を図る。

議会報告『あべ通信』をPDFで見る。

議会改革

 第17回マニフェスト大賞のエリア選抜(優秀賞候補)が9月30日に公表され、相模原市議会の議会改革検討会(阿部善博座長)が選ばれました。議会改革検討会は2021年7月に設置され、約1年の間に9回にわたる協議を実施、各会派から出された60項目について議論を行い、36項目の改革推進を決定しました。協議は、議会運営委員会に引き継がれ、請願・陳情提出時の押印・署名や議員連絡用のFAX廃止などのほか、傍聴しやすい環境を整えるための字幕モニターの設置、本会議場の照明LED化などが協議対象となり、一つ一つ実現されて来ています。

 マニフェスト大賞は、地方自治体の議会や市民などによる、地域の民主主義向上に資する取り組みを表彰するもので、優れた取り組みが広く知られ、互いに競い合うようにまちづくりを進めることを目的としています。17回目となる今回には全国から3,133件の応募があり、エリア選抜には185件の取り組みが選ばれました。相模原市からは唯一、議会改革検討会が選出されました。

 *** *** 過去の投稿から *** ***
 【【視察報告】つくば市役所、JAXA筑波宇宙センター 令和4年10月31日、11月1日(2023年2月8日) 
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視察報告

 令和4年10月31日、11月1日の二日間にわたり、つくば市役所・つくば市議会及びJAXA筑波宇宙センターの視察を行いました。参加議員は、阿部善博議員、秋本仁議員です。テーマは、以下の通りです。

 つくば市役所・つくば市議会

  1、ブロックチェーン技術を使った電子投票の取組について
  2、JAXAとの連携による    まちづくりについて
  3、議会改革の取組について

 JAXA筑波宇宙センター

  1、地域と連携したJAXAの    取組等について
  2、宇宙産業振興等について

 この後、12月9日には、JAXA相模原キャンパスの視察も行いました。これらの視察の成果を活かし、議会での質問や、議会運営の議論、政策立案など行いました。

費用負担

 今回の議会報告には、以下の政務活動費充当を行いました。

 印刷代(27,000部):     178,200円
 ポスティング代:        86,955円
 合計:            265,155円

報告者等

【自由民主党相模原市議団】
〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15 https://jimin-sagamihara.jp/
TEL:042-769-8310 FAX:042-754-9870 MAIL:info.shic@gmail.com 
【報告者】 相模原市議会議員 阿部善博

以上

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