■コラム
【Vol.1】 『「あと一歩」頑張る』
私は普段の活動の中で、「あと一歩」頑張ってみる事にしている。
今日中に10のやるべきことがあったときは、「あと一つ」と11の仕事を終わらせる。
一仕事終えて「これで良いだろう」と思ったときには、更に「あと一度」見直してみる。
インターネットに文章を書いている時の簡単な間違いは、
この「あと一歩」のチェック時に見つかることが多い。
「あと1回」だけ、自分が頑張ってみると、多くの人にその分だけ良いものを提供できる。
また、何か取り組みをするときには、必ず「次の一歩」を考えるようにもしている。
相模原市の行政では、案外便利なサービスも沢山提供されている。
しかし、良いサービスを実現しただけで使われなければ、ないのと同じである。
皆に知ってもらい、使ってもらう「次の一歩」の取組みが必要だ。
一例として、相模原市には屋外放送のひばり放送と言うものがあり、
災害時の情報伝達や防災活動に使われている。
屋外での放送であるため、聞きづらかったり、確認をしたい場合もある。
そうしたときは、テレホンサービスやホームページで確認するサービスも提供されているが、
意外に知らない人も多い。
広報に掲載するだけでなく、自治会連合会で回覧してもらったり、
ひばり放送そのもので広報するなど、
あの手この手での「あと一歩」の取組みが求められる。
この「あと一歩」だけの頑張り。
あと一杯を飲まない。
あと一本を吸わない。
あと一つだけ覚える。
あと一問だけ挑戦する。
等々、様々な生活の中でも応用できる考え方だ。
生活の中で実践すると、毎日のことであるだけに大きい。
この「あと一歩」が積み重なると、どれだけ大きいかある時にハッと気がつく。
「あと一歩」をやらない毎日と「あと一歩」を頑張り続ける毎日。
皆で「あと一歩」先を考える組織とここで立ち止まってしまう組織。
「あと一歩」の頑張り。
「もうこの辺で」と少し弱気の虫が顔を出したときに、心のどこかで思い出してみてください。
『「あと一歩」頑張る』
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