02 活動報告

議会基本条例に関する特別委員会の開催報告 2013.4.26

更新日:

議会基本条例に関する特別委員会の開催報告

日時:平成25年4月26日(金)朝9:30~
場所:相模原市議会第二委員会室
出席:
 岸浪孝志委員長 、菅原康行副委員長
 阿部善博委員、古内明委員、小野弘委員、中村知成委員、桜井はるな委員、加藤明徳委員、藤井克彦委員、小林倫明委員、小林正明委員
議題:議会基本条例の制定について

議論の経過、メモ ※議論時の阿部善博の個人的なメモです。
 □、次回 5/2(木)午前9時より
  勉強会 講師:牛山久仁彦明治大学教授 ※詳細調整中
 □、5/22(水)、23(木)、視察 ※視察先調整中。また、視察中に委員間で自由に討議を重ねる。
 □、新政クラブ、公明党、市民連合の三つの会派より条項案について提示があった。
 □、正副委員長で、検討項目の一覧をシート化して、議論の材料とする。また、他自治体の条文についても整理を行い、議論の材料とする。
 □、そもそもの現状からどのように変更するのかの議論と合わせ、基本条例に落とし込んだ条文としての合意もあわせて行う。
 □、検討項目として、(新政クラブから出されているものに加え)陳情・請願者の提案説明や意見を述べることのできる仕組み作りについてもあげる。
 □、実際の運用面での議運での議論を並行して行ってゆく。
 □、市民との意見交換の場を作る。

新政クラブとしての情報提供 ※議論に資するためにまとめ資料を提出しました。阿部善博が個人的に作成し、会派内の所属委員として提出したものです。

 *** 以下 ***
議会基本条例について 新政クラブ 案

◆ 考え方・進め方の原則
◆ 条項(案)
◆ 検討課題・議論のテーマについて
◆ 参考にする条例
◆ スケジュール案

◆考え方・進め方の原則
考え方について
A、条例制定作業・協議の目的を合わせる。
 議会(及び議員)の役割を明確に示し、議会機能を存分に発揮するため。
 
B、机上の空論(作っておしまい)にしない。
 総合的・具体的な検討を行い、議運との連携により実運用との整合性をとる。
 作る(アウトプット)だけでなく、その成果・効果(アウトカム)についても考慮する。市民にとっての利点を明確にする。

C、みんなでつくる
 議会(議員)全体・市民・市長(職員)を巻き込む。意見を広く聞く。

進め方について
A、第二回委員会に置いて提出された「条項(案)」を基に、次回委員会前にできるだけ早く、各会派(もしくは会派合同)で、条文を入れ込んだ条例案を委員長に提出し、各会派へ配布・取りまとめを行う。
合わせて、条項案に対する具体的意見を出し合い集約し、各項目ごとに議論を進める。
 取扱いの分類・整理を行う。
 1、条例として取り上げ、明記するもの。
 2、条例として取り上げるが、扱いについては更に協議するもの。
 3、条例として取り上げないが、議運での協議を行うもの。
 4、条例として取り上げず、議運でも協議を要さないもの。
 5、その他

B、現状の確認を行い、協議による現行制度との関連(制度活用テコ入れ・変更・廃止・新設等)を明確にする。

C、議論を分かりやすくするため、あらかじめ他自治体の条例等を整理し、参考事例として随時参照する。


◆条項(案)

前文

第一章 総則
 目的
 基本理念
 基本方針

第二章 議会及び議員の活動原則
 議会及び議員の活動原則

第○○章 市民と議会(及び議員)の関係
 市民と議会(及び議員)の関係 基本原則
 広聴機能強化と市民参加の具体的方策(議会報告会・意見交換会、陳情・請願時の提案説明、休日議会、議場コンサート、市民モニター・議会モニター、傍聴者の発言等)
 会議の公開・資料等の情報提供(説明責任)・議会広報の充実(HP、議運や所管事務調査等の議案審査以外のネット中継)
 
第○○章 市長と議会(及び議員)の関係
 市長と議会(及び議員)の関係 基本原則
 議会への情報提供・政策決定過程の開示規定(市長に対して)(文書質問)
 監視・評価
 政策立案と政策提言を積極的に行う
 審議会等行政委員会への関わり
 区行政との関係

第○○章 議会機能の発揮
 議会機能の発揮 基本原則 活発な議論を行う、議論を深める。
 議論を深めるための具体的方策について(会期の通年化、質問・質疑のあり方、一問一答、反問権・逆質問・確認権、合意形成過程の公開、議員間討議、予算決算特別委員会等)
 現状権能の積極的活用(決議・意見書の議決、条例提案・委員会提案、議案修正、予算組み替え、所管事務調査、視察等)
 議決案件の追加(規定・具体的事例の提示、議決事件とした計画への議会としての関わり)
 専門的知見の活用(参考人・広聴会制度、議会サポーター、附属機関の設置等)
 全員協議会・部会(及び検討会等の任意機関)のあり方
 議会図書室のあり方(場所の確保、議員の利便性、市民利用、資料館機能等)
 議会事務局の機能強化(専門職員の配置、独自任用、職員勉強会、他自治体との連携他)
 必要な議会予算の確保
 議員研修・勉強会等の実施(及び位置づけ)
 政務活動費

第○○章 議会(及び議員)の危機管理
 議会(及び議員)の危機管理 基本原則
 災害等緊急時の議会の役割・あり方

第○○章 議会改革の継続・更なる推進
 議会改革の継続・更なる推進 基本原則
 体制・組織等
 交流・連携

第○○章 政治倫理
 政治倫理

第○○章 議員の身分・待遇
 議員定数(及び最低限度の出席)
 議員報酬(及び期末手当)

第○○章 議会運営
 議会運営の原則
 議長(及び選出方法)
 本会議運営
 委員会運営
 会派
 議員派遣
 その他規則等について

第○○章 その他
 住民投票
 百条調査権

第○○章 条例の位置づけ
 最高規範性
 適用範囲
 他の条例との関係
 評価・検証 
 見直し


◆検討課題・議論のテーマについて
議会報告会(市民との対話の場の設置・常設化) 
議決案件の追加
議員間討議・自由討議
議員提案条例の活発化
通年議会
予算・決算特別委員会
市長の反問権・逆質問権・確認権
議案に対する個々の議員の賛否公開
議会図書室のあり方
事務局のあり方
関係条例・規則等の整理
議員定数・議員報酬
請願・陳情者の意見を述べる仕組み

◆ 参考にする条例
□、先行自治体(栗山町、三重県、京丹後市、会津若松市、他)
□、都道府県
□、政令指定都市(及び本市と状況の類似しているやや規模の大きい自治体)
□、県下他自治体
□、県外近隣自治体

以上

◆スケジュール 案

4/26  第二回 委員会開催 
★各会派より検討項目の取扱い案の持ち寄り。その他、意見等の持ち寄り。
5/2  勉強会開催
 5/13  議会運営委員会
 5/21  5月臨時会
5/22、23 視察
 5/24  議運
 5/30  6月定例会 初日
 6/28  6月定例会 最終日
7月  第三回 委員会開催 (7/1、9:30~)
7月  第四回 委員会開催 (7/19、13:00~)
7月中  議会基本条例に関する特別委員会の活動状況をHPに掲載
 8月1日 市議会だより(6月議会)、取り組み状況掲載、HP解説案内掲載
8月  第五回 委員会開催 (8/8、9:30~)
8月  第六回 委員会開催 (市民との意見交換会)
 9月  9月定例会
10月  第七回 委員会開催 (10/4 ※健康診断終了後)
10月  第八回 委員会開催 (10/29)
 11月1日市議会だより(9月議会)、パブコメ予告・取り組み状況報告
11月  第九回 委員会開催 
 12月  12月定例会
12月  全員協議会開催
1月  パブコメ実施
 2月1日 市議会だより(12月議会)、市民説明会案内掲載
2月  市民説明会実施
2月  第十回 委員会開催
3月  3月定例会 議案提出

※随時、各議員よりHP、活動報告等で取り組み状況の広報と、委員会等への傍聴参加の呼びかけと周知徹底を行う。

 *** 以上 ***

皆さんのご意見もぜひお聞かせください。

よろしくおね

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