議員の心得

【絵解き・議員の心得】議員は常に謙虚であれ!

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絵解き・議員の心得 第四条 

【実穂垂頭】 議員は常に謙虚であれ!

※何のための議員か。常に自らを省みて、人の話によく耳を傾けよ。ハードルを下げよ。 

 議会としての権限であっても、議員には大きな決定権がある。また、人々は選挙を通った代表として、その地位に敬意を払う。議会で質問されたくない行政職員は議員に対して敬う態度をとるものだ。

 議会では厳しく質問し、困っている人を助ければ感謝される。すると次第に本人も気づかないうちに、どこか自分が偉い人になってしまったかのような錯覚に陥ることがある。

 ここで、自分の評判ばかり気にしたり、褒められることを求めるようでは議員の役割は果たせない。

 市民生活の中から、生の声を拾ったり、生活の様子を自分の肌で感じたり、日頃の活動のアンテナを高く掲げるためには、議員は常に謙虚でなければならない。謙虚でいれば、人々も声をかけてくれ、相談もされやすくなる。コミュニケーションをとるときのハードルが自然と低くなる。

 偉ぶっているようでは裸の王様と呼ばれる。

 議員は議会活動のプロではあるが、自分の知っている世界は驚くほど狭く、多くの人の協力がなければ、なかなか正確な判断や迅速な行動は行えない。自分の無知を知り、人の協力のありがたさ、貴重さを知ることで、議員はその存在の重みを増してゆく。

 議員は人々のためにいるのである。その人々とともにあるためには、謙虚な気持ちと姿勢で、その立ち位置を示さなければならない。人は分かっていてもいつの間にか変わって行くものであるから、議員は常に自らを省みて、人の話によく耳を傾けることを忘れてはならない。

 なぜ、議員は常に謙虚でなければならないのか。

 そもそも人の気持ちとはなかなかわからないものである。議員が偉くなってしまっては、人々から距離ができ、ますます人々の様子が分からなくなってしまう。議員がその役割を果たすためには、多くの人との本音のコミュニケーションが必要である。

 そんな時、声をかけられやすいということも一つの能力である。

自然にできない場合は努力してそうするしかない。自分の無知を知り、人の話に耳を傾け、多くの人々からの協力を得ることで、議員は正確な判断ができる。だから、議員は常に謙虚でなければならない。

 ※阿部よしひろが活動してきた中で感じたことや思いを【議員の心得】として自分の活動のためにまとめたものです。

皆さんのご意見もお聞かせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

 相模原市議会議員
 阿部よしひろ

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