これは、「選挙」とはいっても、選挙期間中だけでなく、選挙や議員に関わる広い意味でのパワハラのことです。
選挙時のパワハラとは
投票してもらったり、様々な活動を手伝ってもらったりしなければならない候補者や議員に対し、応援をする立場を利用した嫌がらせをすることは、実施に非常に多いと感じています。これが選挙時のパワハラです。「票ハラ」という言葉もあるようです。
内閣府では、「政治 分野におけるハラスメントの防止について」というパンフレットを作成しています。冒頭に、ハラスメントとは、「 相手の人格や尊厳を侵す人権問題で、被害者が心身に支障を来し、最悪の場合には自死を選ぶ場合もあります。」とあります。
参考
政治 分野におけるハラスメントの防止について
https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/siryo/pdf/ka14-13.pdf
このパンフレットは良くまとまっているので、ぜひ一読することをお勧めします。
私の考えと今後の取組について
私は、こうした選挙時のパワハラについて、自分でも直面し、また仲間の議員の相談を受けたりした経験があります。支援者や自分のまちの市民に関することでもあり、誤解を恐れる気持ちやなかなか話として取り上げにくい点も理解できます。
信頼関係があれば普通のコミュニケーションにすぎない言葉が、いつしか棘のあるパワハラに変わっている。冗談で許されるのかパワハラなのか。こうした曖昧さも問題を分かりにくくしていると思います。
しかし、問題は確実に存在しています。議員の活動やより良い選挙という視点からも、大きく負の影響を与えています。きちんと実態について議論して行かないと、何も状況が改善されないと考え、こらから取り上げることにしました。
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こうした議員や候補者へのパワハラは多数存在し、議員のなり手不足の一因にもなっていることは間違いありません。
これから議論して行きますので、皆さんのお考えもぜひお聞かせください。
