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「政治家HPの見方」について 1-1

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『「政治家HPの見方」について 1-1』(カテゴリ:未分類)
- CNET【eデモクラシーの実現】より転載 -
これから何回かのシリーズに分けて、「政治家HPの見方」についていくつかの視点を提示させていただき、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
お付き合いよろしくお願いします。
これは、以前私が自分のHPを評価するために作っていたチェックシートの項目です。
全部で5シリーズ予定しています。
それぞれのシリーズにはチェックシートとしてチェックできる得点項目が数項目あり、(重複も沢山ありますが)様々な視点からチェックした結果を数値として見ることができるようになります。
政治家の方は自分のHPを作るときの参考にして、より良いHP(より良い政治)に活かしてもらいたいと思います。
**シリーズ「開け電網政治の時代」の視点 ~政治活動を評価するための必須要素の充実度から~**
「開け電網政治の時代」というサイトでは、政治家HPの評価が行われていました。現在は大変残念なことに活動を休止しているようなのですが、その考え方や評価の実際は今でも見ることができます。その「開け電網政治の時代」の考え方を、政治家HPの見方に置き換えてみたいと思います。ちなみに、「開け電網政治の時代」の評価の考え方を、政治家HPの自己評価方式の一つとしてまとめたときに、その名称や考え方を使用することについて、サイト管理者の方から許可をいただいたことがありました。そのときには、前向きな活動への暖かい励ましのようなものを感じ、とてもありがたく思った記憶があります。
**政治家HPを見る視点 その1 「更新度」**
政治家の活動について、誰もが知りたいと思うことは日々の活動の中にあると思います。「政策を書いて終わり」ではなく、それがどのように扱われ、そのことについてどのように行動し、結果どうなったか、そういった一連の流れをオンタイムで示してゆくことはHPの特性にも合っています。また活動の過程が「見えている」と言うことは、有権者との信頼関係構築にもつながるものだと思います。
政治家HPを見る上で、一つの評価基準となる「更新度」
**チェックシート**
a □、「ブログ」や「メルマガ」「記事の更新日付け」「更新履歴のページ」等から、過去の更新の経過を確認できる。【必須情報の提示】【安定性】
b □、(途中休止等はあったとしても)ある程度の年数、継続して取り組んでいる。<2,3年以上> 【安定性】【継続性】
c □、更新頻度が高い。<週に2,3回以上>【更新頻度】
d □、「議会ごと」「行事ごと」「毎月」「毎週」「毎日」等の更新のリズムがある。 【安定性】【継続性】
e □、ページ全体としての更新頻度のバランスが良い。 【内容】【情報量】【安定性】
f □、更新内容が充実している。 【内容】【情報量】
**解説**
 a その情報がいつ掲載されたものかを示す「更新日」の情報があることは必須であるが、意外と更新日が確認できないHPも存在する。HPに過去の経過を掲載して行くことは当事者にとっては勇気のいることだ。が、それがあることで、生の姿を示してゆくことで、読者との信頼関係も生まれてくる。更新日付のあるブログ記事やメルマガバックナンバー、更新履歴のページがあれば得点。
 b 有る程度の年数継続することで、初めて見えてくるものがある。それは当事者の人柄であったりHPへの思い(政治への思い)であったりする。途中休止することがあっても、めげずに継続していることは素晴らしいことだ。これから政治家を目指す人やベテラン政治家、等それぞれの場合でどの程度の継続があれば良いかは変わってくる。また、いつHPを始めたかにもよるだろう。はじめは頑張ってもなかなか続けることは難しいものでもある。だからこそ、継続の結果、自分のスタイルを確立しているHPには得点を与えて評価したい。
 c ある程度の更新頻度があることで、その活動の様子や考えが良く伝わってくる。また、更新頻度によりHPへの、つまりは政治への取り組み姿勢が伝わることにもなる。
 d 「議会ごと」「行事ごと」「毎月」「毎週」「毎日」等の更新のリズムがあると、読者もそのリズムに合わせてHPを確認することができる。こうして信頼関係も生まれてくる。サイト管理者の都合だけで更新していると、そうした取り組み姿勢も伝わってくるものだ。”意識して”更新頻度を高くして、また無理のない範囲で更新のリズムがあるHPには、得点を与えて評価したい。
 e HP全体としてのバランス良い適度な更新頻度は必要だ。記事の「書き易い」「書きにくい」というものはある。特に、読者の求める記事は書きにくく、読者の求めていない記事が書き易かったりすることもある。しかし、ページの特性にもよるものであるが、当事者のやり易さにより、ある部分だけがどんどん更新され他がずっとそのまま、と言う状態はやはり違和感を生む。例えば、「自分の単なる日常をつづる記事は次々に更新しているが、読者の求める政治見解等はなかなか更新されない」と言うHPも目にすることがある。そんな中、更新し易いから更新するのではなく、更新しなければならないから更新すると言う姿勢は、やはり得点を与えて評価したい。
 f 更新頻度がいくら高くても、その内容が伴っていないことには、読者の求めにも応えられないし、HP本来の役目も果たすことができない。「議会が開催された」という情報を掲載することはそれだけでも意味のあることではあるが、やはりその具体的な内容や読者にとってどんな意味を持つのか、自分はどのように考えているのか、等独自の視点による”ここにしかない”情報を分かり易く見易く整理された形で掲載することで、HPに付加価値を与えている場合には、得点を与えて評価したい。
※チェックシートの項目が該当するかどうかで点数を付けることができます。全部チェックできたなら5点満点で高評価。チェックが少なくなるほど評価が低くなります。
<>内には具体的数字を入れています。適宜数値は皆さんの判断で置き換えてください。
【】内はHPを見る視点のキーワードです。
<参考>
開け電網政治の時代
http://www.hirake.org/
※CNET【eデモクラシーの実現】より転載。
※CNET読者ブログのサービス終了にともない、記事移転を行いました。

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